わんずぺ~すの志と夢
<私たちが目指すもの>
「わんずぺ~す」は犬の保護団体として、不幸な犬を1頭でも減らせるように
ただ犬を保護するだけでなく、社会問題とその原因に目を向け、 具体的な施策をもって、
人と犬が末永く共生できる仕組み作りを 考えていきたいと思っています。
それには、ご寄付による多くの方々からのご支援と、 保護活動に対して相乗効果がある
事業展開の両輪によって、安定的な運営基盤をつくることが、
日本で質の高い保護活動を継続するうえで 不可欠であると認識しています。
持続可能な保護活動のモデルをつくることで、更なる活動の拡充にもつながります。
<保護活動を安定した「職」とするために>
動物福祉先進国にあっても、保護活動がなくなることはありません。
欧米では、活動に携わるスタッフの給与が十分に支払われ、
「職」として認められ、それぞれが専門的な仕事に集中・専念できます。
欧米諸国は、信仰に根ざした寄付文化が定着しているため、
日本とはケタ違いの寄付金によって、保護活動は継続的・安定的に支えられています。
かたや日本の保護活動の多くは、身を削るものです。
「わんずぺ~す」もまた、例外ではありません。
スタッフは安い謝礼でシェルターを支えてくれています。
しかし志だけでは続かないのが実情です。
活動を続けるために必要な、有能な人材を保持し、育てることができないことは、
活動の継続に大きな支障となります。
継続的に人が働き続けることができなければ、大きな仕事は成しえません。
身を削るやり方は当然、長続きしません。
生活が保障されない仕事を若者が継承するのは困難です。
多くの優秀な人材がこの仕事に従事し、集中して活動ができるようになってこそ、
より多くの未来の動物たちを救う可能性が開けるのです。
活動に携わる優秀な人材を確保するため、そして、次世代の人たちが動物の命を守る仕事として、
誇りをもって選択できる「職業」とするため、動物保護活動の価値を
社会が認め・支える意識改革も必要です。
活動に従事する人たちの雇用の安定を目指すことも、
「わんずぺ~す」の課題として掲げています。
人なくして、動物の保護はありえないのですから。
<保護活動に対する社会の意識改革>
シェルターを「職場」として成り立たせるためには、
社会の認識も変える必要があります。
●保護活動は、動物好きが暇でやっていることだからタダ働きは当然だ
●保護犬の世話でお金をもらうなんて、やましい行為だ
(無償で働く人のみがやるべきだ)
●捨て犬をもらってやるんだから譲渡費は安くて当然だ
●保護活動のためと称して商売行為をすべきでない。寄付だけで活動を行なうべきだ
・・・などなど
保護活動には多額のお金が必要である事実を無視して、
まだまだこういった無理解の人たちが多く、
それもまた日本のシェルターや保護団体が発展せず、疲弊する原因ともなっています。
「わんずぺ~す」は、里親を希望される方に相応の譲渡費をお願いします。
譲渡費それ自体は、実際、保護経費としてはまったく不足するほど安い金額設定です。
家族として犬を迎える里親さんは、責任をもって最低限の費用を負担していただきます。
※譲渡費はどの子も一定として、それ以上はシェルター負担となっています。
「家族として迎え入れ、共に幸せになりたい」という気持ちで、
「保護犬」を「愛犬」として大切にすることをお約束いただいています。
<単身者も高齢者も伴侶動物と共に末永く暮らせるシステムづくり>
愛する伴侶動物のいる生活は楽しく豊かで、生きがいや心の支えともなる素晴らしいものです。
シングル化、高齢化が進む日本において、生活のパートナーとしての動物の存在は
欠かせないものとなっています。
「フルタイムで働いているから動物が飼えない」ではなく、
「フルタイムでもパートナーと暮らせる」システムを、
「もう年だから動物が飼えない」のではなく、
「年をとっても、可能な限り一緒に」というサポートを安心と共に
提供していくことができたらと考えます。
「殺処分ゼロ」となることは理想です。
しかし、それを実現するには、様々なハードルがあります。
シェルターを増やせば解決することではなく、法整備や人々の意識改革、
愛犬と暮らすことを諦めずにいられるサポートサービス等が必要となります。
「わんずぺ~す」は、保護犬と共に暮らす人、暮らしたい人のために、
住居とサービスの提供ができるような団体になることを目標・夢に掲げています。
保護動物にも人にも優しい、
シェルターの機能を活かした事業として、いつか実現できるよう…
このプロジェクトに賛同してくださる方々のご協力を求めています。
技術、土地、資金の提供等、一緒にプロジェクトを進めてくださる方の
ご連絡をお待ちしております❤
夢の実現へ向けて、是非、応援してください!!